「あなた」が「最終試験合格」
そう呟くと、クラッカーの破裂音と共に、
紙吹雪がヒラヒラと落ちてきた。

エージェンツ057

おめでとう!
これで晴れて君も、僕たちエージェンツの一員だ

タダトモ

なんだ、遂に合格者が出たのか?
ほう、それはなかなか見所のある……。

コタロウ

おあははっ、すごいじゃん!
まさか本当に合格するなんてね

ミネアキ

おめでとう。もし、いきなりエージェンツとして活動するのが心配なら、
良かったら僕のところに来るといい。手取り足取り、じっくり教えてあげるよ。

タダトモ

あまり甘やかすなよ、ミネアキ。
フンッ、普段であれば慣れ合いなど御免だが、特別にオレが鍛えてやっても良いぞ。

エージェンツ057

僕なら優しく教えてあげられるよ。
ほら、僕の手を取りたまえよ。

コタロウ

あーあ……嘘くさいったらありゃしない。
まぁ、でもここまで来た君なら誰を選んだら良いかくらいわかるよね?

ミネアキ

ははは、引く手数多だね。元来、僕たちエージェンツに仲間意識なんてないんだけど、
それだけ君が光る原石だということかな。

5人のエージェンツたちは闇夜に消えていく。
彼らは今日も、東京のどこかで暗躍しているのだ。

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もし、ヒントを見ずに解いたなら一度のぞいてみてはどうかな……?