3rdSTEP
注意力の試験

迷路を抜けた先は少し薄暗い、だだっ広い部屋になっており、
その中央に子供くらいの背丈の人影が貴方を待っていた。
貴方が部屋へ入ると同時に天井の照明が点灯し、
黒いヴェールに包まれていた人物の正体が明らかになった。

コタロウ

おっと、ここまで来ちゃったのか。前の2人、手抜きでもしたんじゃないの?
悪いけど、僕はそんなに甘くはないからね?

コタロウ

実力の見合ってないものを合格させてしまうと、結局は任務で命を落とすことになる。
君が本当にこの世界でやっていくだけの力量があるのか。見定めさせてもらうよ!

さぁ、かかっておいで!死なない程度には加減してあげるからさ!

エージェンツ057

ちょっと、待ちたまえ。
君が担当しているのは『注意力の試験』であって『戦闘力の試験』の試験ではないはずだ。

エージェンツ057

ギルドに入ってしまえば、訓練なんて後から幾らでもできるだろう?
ちゃんと事前の手筈通りに頼むよ。

オセが臨戦態勢になってやる気満々といった様子のコタロウを宥めると、
渋々了承した様子で構えていたクナイをしまい、
もう片方の手で印を結ぶと彼の周囲に煙幕が立ち込め、
それが晴れるとコタロウはいつの間にか
脱ぎ去ってしまっていた衣服を着た元の様子で佇んでいた。

コタロウ

むむむ……、仕方ないなぁ。
それじゃあオロチマル、頼んだよ。

オロチマル

ジュルリ…………。

注意力の試験

コタロウのが口寄せした大蛇。
どうやら弱点が1箇所設定されているらしく、
「あなた」がその部位を見事攻撃出来たならば試験は合格とのことだ。

コタロウ

どこを攻撃したらいいか分からないって?
既に、君はちゃんと指示されているはずだよ?だよね?オセ。

エージェンツ057

(口笛を吹いている)

どこを攻撃する?(答えは5文字になります。)

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