「あなた」は一人、赤坂や中野にその「拠点」を持つ謎の組織
エージェンツの所有する建物の一角、ギルドへの加入試験が行われる会場に居た。

無駄に広いコンクリート製の部屋の中央にポツンとパイプの机と椅子が置いてあり、
その上には通信端末が置かれている。
壁にかけられた時計が試験開始時刻に丁度差し掛かったその時、
「あなた」はいつの間にか背後に立っていた人物に声をかけられた。

エージェンツ057

やぁ、よく来たね。
僕は本日、君の試験官を務めることになったエージェント057だ。
よろしく頼むよ。

エージェンツ057

試験を開始する前に、今回、最も重視されるエージェントとして必要な基礎を3つ、確認しておこうか。

そういって彼はあなたに1枚のメモを手渡す。

エージェントの
三大基礎

1.暗号解読能力

情報を手に入れるために欠如していては話にならない。

2.推理力

重要な情報がそもそもどこに隠されているのか、敵は誰で味方は誰なのか、
情報戦を戦っていく上でやはり重要な能力だ。

3.注意力

最も重要な項目と言っても良いだろう。
何せ君自身の生死に関わるのだから。
任務中に違和感を見落とせば……それ即ち「死」なんてことがあるかもしれない。

エージェンツ057

以上のことは試験中、常に気に留めておいてほしい。
君にこの3つの基礎が備わっているのかどうか、僕は常に君の側で評価させてもらうことになる。

エージェンツ057

それから、机にある通信端末。
それは最終試験の試験官が君のために用意したものだ。
一通り、確認しておいてくれ。

「あなた」が通信端末の中身を確認すると1つの動画が入っていた。

「通信端末に入っている動画」

エージェンツ057

確認したかい?
それじゃ、最初の試験を早速始めるとしようか。

1stSTEP
暗号解読の試験

部屋にノック音が響き、医者然とした男性が封筒を持って入室してきた。
軽く会釈をこちらへ向けると、その封筒を貴方の前の机に置く。

エージェンツ057

僕の名前はミネアキ。
最初の暗号解読の試験官を担当させてもらうよ。
早速、その封筒を開けてごらん。

エージェンツ057

入っていた暗号を解き、導き出された8文字の言葉が分かれば試験合格だ。
そう身構えなくても大丈夫、君程の能力があればね。

封筒から出てきた謎

※全角ひらがなで入力してください

戻る